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これまでは、株主優待とはいかなるものか、またそれはどんなサービスが行われて
いるのか、というお話をしてまいりました。
それでは次に、株主優待を受けるには
どういった手順を経ればいいのかを少し具体的にお話していこうと思います。
株取引そのものは、株主優待を受けるという前提でなくともできるものなのですが、
ここではあえて、優待を受ける事を焦点にして進めていきましょう。
まず、株主になるには、
その企業の株を購入するところから始めなくてはなりません。
この株を購入するために、
証券会社で口座を開きます(銀行の口座開設と同じようなものですね)。
窓口で
渡される口座開設申込書に、氏名、住所などを記入、捺印し、運転免許証や健康保険証など、
本人確認をするための書類を口座開設申込書と同時に提出すれば完了となります。
この手順を踏んだ後、株主優待実施企業の選択へと駒を進めることになるのですが、
「株主優待を受ける」ためにもっとも重要な条件があるので、少し書き出してみましょう。
証券用語だと思いますが「空買い」という信用取引があります。
これは簡単にいうと証券会社から
資金を借りて株購入をする事で、他に「空売り」「ハタ売り」と呼ばれる、証券会社から株式を借りて、
その株を売るという逆パターンも存在します。
これが何故、優待の対象にならないのかと申しますと、
いずれにしても、あくまで証券会社からの借り入れであって、現物所有をしているわけではないからです。
それともうひとつは注意すると言った方が正しいのかもしれませんが、株を買った段階では、
まだ株主とは認められていないという事です。
基本的に株取引は「売買」の繰り返しですが、
デイトレードのように分単位で売買をし、利益を得る方たちは、株主になっている時間も
ほんの数分しかありません。
これでは企業が「自社のファンのために」という配慮で
行っている優待の思惑からは逸脱してしまいます。